CASSHERN

2006年2月13日 映画
DVD 松竹 2004/10/23 ¥4,935 そこはアメリカが存在しない世界。大東亜連邦共和国の遺伝子工学の権威・東博士(寺尾總)は人体のスペアパーツを可能とする新造人間の開発に勤しんでいたが、その結果生まれたブライ(唐沢寿明)は人類に宣戦布告。博士は、自分に逆らい戦場に赴いて戦死した息子・鉄也(伊勢谷友介)を新造人間としてよみがえらせた…。 吉田竜夫原作…

テレビでやっていたのを録画して見ました。

綺麗な映画。映像は独特なもので、映画と言うよりはFFのプロモーション見たいな感じ。完璧なCGというわけでもなく、実写でもない。

肝心の内容だが、テーマが重すぎたかなと思いました。反戦というテーマが重く大きすぎて、結局まとまりきれず、映画自体がパンク気味。そのため映画全体の設定や内容の説明不足が否めず、一回では理解しきれない。それでいて、主人公の”戦争が嫌だ”という気持ちを前面に出しすぎてくどい。もう少し”人間と戦争”という根本的な問題をもっと出してほしかった。そのため新造人間のほうにひきつけられた。唐沢さんの演技が良かったからかもしれないが。
あと、思ったのは何故CASSHERNを題材にしたのか。何故オリジナルにしなかったのか。それは分かりませんw
そして、エンディング。うただヒカルの歌と映像が非常にマッチして、これ以上にない仕上がりになっています。

結局誰が正しいのか、何が正しいのかは難しいです。アクションものなのにアクションが少ないのが残念ですが、それなりに面白いと思いました。

満足度★★★

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